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車椅子のピアニスト
車椅子のピアニスト
今日は上川支庁内で開催された、旭川在住のピアニスト山崎理恵さんのコンサートに出かけてきた。
お昼休みに行われる無料のミニコンサートで、これなら娘を連れてでも気兼ねなく行けるのだ。

知人が山崎さんを「神々の遊ぶ庭の音楽会」に誘ってくださり
それを聞いて彼女のブログのコメントでちょっと会話をさせていただいたのが先週。
昨日たまたま新聞で山崎さんの無料コンサートがあることを知り喜び勇んで出かけた。
なんという幸運!

実は山崎さんは数年前に病気で脊髄を損傷しピアニストとしての活動を断念したが
ある企業が息でペダルを操作できる装置を開発してくれたおかげで
再びピアニストとしての活動を再開できたそうなのだ。
彼女のことをほとんど知らない私がこんな短い文章で説明するのはおこがましいので
あとは山崎さんのホームページやブログを見ていただきたい。

ペダルを踏みたい間息を吹いていなければならないので、時には酸素不足になったり
風邪を引いたりすると息を吹くという作業が困難になるので、体調管理には充分気をつけないといけないとおっしゃっていた。
チューブに管楽器のようなつば抜きの機能がついていないため
曲の合い間にチューブを付け替えるという作業をしなければならない。
その間は山崎さんのトークの時間となる。
まあるくて可愛らしいお顔の山崎さんは、優しく暖かく包み込むようにゆったりと話をされて
会場に居た誰もがその暖かい雰囲気とピアノの音色に包まれているようだった。

最近少しずつピアノの練習を始めた娘は
黄色いドレスにすっかり魅了されていた。
演奏終了後に挨拶に伺い、娘はお姫様を見るような眼で頬を高潮させ山崎さんと握手をした。
娘はなぜか「英語をしゃべる人」だと思っていたらしい(笑)

山崎さん今日は素晴らしい演奏をありがとうございました。
おかげでちょっと刺激を受けて娘に真面目にピアノを教え始めようか、という気持ちになりました。
といっても私はもうほとんど弾けませんが…

「神々の遊ぶ庭の音楽会」でまたお会いしましょう。
そしていつか深山とのコラボレーションが実現しますように。
2009 / 02 / 27 ( Fri ) 19:23:26 | 日々の暮らし | TrackBack(0) | Comment(2) | トップ↑
創る喜び
厳冬の旭岳
相変わらずの安定しない天候の中だが
予報がはずれて深山は良い撮影ガイドができたようだ。
旭岳の夕映えも、地吹雪後の雪模様も、雪原の光と陰もこなせたらしい。

私はといえば、深山の留守の間、急に火がついた縫物に没頭している。
私の古着や、ずっと納戸の奥にしまわれていた布を掘り起こし
クッションカバーや娘と私のスカート、それに私の服のサイズ直しまで
連日娘の友人を家に呼んで、自分の時間を確保し取り組んだ。

ああ。ものづくりって楽しい。
子育てのように、いくら時間を費やしてもすぐに結果が出ないのと違って
ティッシュカバーひとつでも仕上げたら、なんともいえない満足感。
私たちモノづくりグループdai:zuのおかげで
かご作品にも布を使ったりとバリエーションが増えたし
布小物を作ったり、編み物までするようになり
モノを生産する喜びの中での生活はとても充実している。

写真も同じなのだろうな。
真冬の北海道を訪れ、極寒の中シャッターチャンスを待つ。
苦労してとっておきの一枚を残せたら、それも一生の宝物だろう。

気がつけば2月も残すところあとわずか。
青空に映える厳冬の旭岳。低木に霧氷。
こんなシャッターチャンスに再び巡り合うことはできるのだろうか。
2009 / 02 / 25 ( Wed ) 07:12:39 | 写真 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
写真展のお知らせ
JRタワー写真展
深山の所属するNPO法人「北海道を発信する写真家ネットワーク」で写真展を開催します。

第16回JRタワーそらの展覧会
「THE NORTH FINDER ― 北海道 自然とひとの共生域― 」展

日  時:2009.3.7sat~22sun(時間:10時~日没迄)
      ※展望室のため照明設備が十分ではありません。
会  場:JRタワー展望室タワー・スリーエイト
      〒060-0005 札幌市中央区北5条西2丁目5
      営業時間:10時~23時
入場料 通常の展望室入場料 大人700円 中・高生500円 小学生・幼児(4歳~)300円

深山の写真は「稲妻」一点のみの展示となりますが、札幌近郊の方は是非覗いてみて下さい。
詳しくはこちら
2009 / 02 / 23 ( Mon ) 05:00:00 | 写真展 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
写真撮影ガイド
雪の造形と霧氷3
昨日の新聞掲載で、北写人のホームページとこのブログにアクセスしてくださった方々がたくさんいらした。
わざわざ北写人のために時間を費やしてくださりありがとうございました。
深山の写真と私の気ままな文章はどうもちぐはぐのような印象を受ける方もいるだろうな~と思うのですが
どうぞこのままお付き合いくださいませ。

北海道は一昨日から昨日にかけてひどい暴風雪でこの近辺もかなりの積雪があった。
こんな天気の中、東京方面から撮影をしにいらしているご夫婦を深山は案内している。
年に一度の厳冬期の撮影旅行。
こんな霧氷の付いた作品作りのお手伝いをしたいところだが
天気ばかりは運に頼るしかない。
それにしてもアマチュア(といってもハイアマチュア)の写真家の方々は本当に意欲的に撮影に取り組む。
慣れない北国の寒さ。朝はマイナス20度にもなろうという中
一心不乱にシャッターを切る。
しかもそんなに意欲的なのはほとんどが中高年の方々で
深山が時々ご案内する方の中には80代の人もいるのだから恐れ入る。

深山は短期間でなんとか良い作品が残せるようにと
その時々の天候や光にあわせて案内をする。
時には、こちらが天気が悪ければ道東まで一気に移動したりもする。
私が言うのもなんだが、深山の撮影ガイドの内容は群を抜いて優れていると思う。
彼は決して出し惜しみをしないし、体力が許されればどんな穴場でも連れて行ってしまう。
型どおりの撮影に飽きた方、新たな作品創り取り組みたい方は是非声を掛けて欲しい。
もちろん初心者の方も気軽にお問合せ下さいね。

さて、我が家のモモンガちゃんたちは立派に名前が付いた。
名付け親はもちろんウチの娘。
ところが、昨日は暴風雪でおののいたせいか
いつもの時間に巣から出て来なかった。
ずっと双眼鏡を持って待ち構えていた娘はがっかり。
こんなことは初めてだったので、私は無事にみんなが元気でいるのかとても心配になっている。

今日はちゃんと姿を現してね。モモちゃんたち。
2009 / 02 / 22 ( Sun ) 06:24:16 | 写真 | TrackBack(0) | Comment(2) | トップ↑
「神々の遊ぶ庭の音楽会」新聞掲載のお知らせ
新聞掲載記事
明日21日土曜日の朝刊に「神々の遊ぶ庭の音楽会」の広告が大きく掲載される。
旭岳の原生林の中を彷徨するいつもの深山の姿とインタビュー記事。
あれま、ずいぶん大きく深山の姿が写っていること…。
私的には、作品を大きく載せてもらいたかったが、深山は結構満足げ。

どうぞご覧あれ。
2009 / 02 / 20 ( Fri ) 20:37:59 | 神々の遊ぶ庭の音楽会 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
我が家のモモンガその後
我が家にモモンガを発見してから一週間が経った。
この間毎日双眼鏡を覗きながら彼らの行動を見守っている。

毎日夕暮れ時のほぼ同じ時刻に彼らは巣から出てきて
お気に入りの枝に停まって用を足し、するすると高いところまで登って滑空する。
巣にはどうやら4匹のモモンガちゃんたちが共に暮らしているらしい。
「え~!あんな小さな穴の中に住んでるの~?」と娘がびっくりしたほど小さな巣穴。
2年前にはアカゲラがヒナを育てていた穴にいつの間にかモモンガが住み着いていたのだ。

毎日4匹のモモンガが空を飛ぶのを見届けるのが日課になった。
モモンガの写真を撮りたい人は山ほどいて
皆あちこち歩き回ったり情報を集めたりしてもなかなか撮影チャンスには出逢えないらしい。
なのに全然撮る気のなさそうな深山に
「ねえねえ、北写人を「モモンガの住むフォトギャラリー」で売り出せば?」とか
「撮っておけば、何かの時に必ず役に立つよ~。ほら、取材があったときとかに使えるじゃん!」とか
「やっぱりライブラリーでも売れるよ~。」なんて
撮らないなんてアホだ~と言いたいところをやんわりと(しつこく?)言っていたら
今朝庭に設置してあったおままごと用のワカサギテントをモモンガの巣の近くに移して
なにやら準備を始めたよう。

自動ピントで撮ったモモンガのビデオ映像は
ピントが定まらずイマイチだったが、ちゃんと踏ん張って用を足している可愛い姿がバッチリ映っていた。
今度はカメラで撮るぞ。とついにその気になった深山。
こういうときにデジタル一眼レフがあるとよいなぁ…。

ああ。モモンガちゃん、我が家に来てくれてありがとう。
あなた達のおかげで、我が家はなんとなくほっこりと暖かくなっています。

最近我が家で大流行のモモンガ忍者ごっこ。
私はただの傍観者で、盛り上がっているのは残りのふたりデス。
2009 / 02 / 18 ( Wed ) 20:46:24 | 日々の暮らし | TrackBack(0) | Comment(1) | トップ↑
わが道をゆく
雪原の光と影2
相変わらずの安定しない天候の中
深山はせっせと山に通っている。
昨日は「神々の遊ぶ庭の音楽会」の実行委員会のI氏に
わざわざ雪の中を歩かせて、原生林の中で新聞掲載用のポートレートを撮っていただいた。
深山にとっては「遊ぶ庭」に他ならないから
「ちよっと歩いて」という感覚なのだろうけど
慣れない人にとったら機材を持って雪の中を歩くのは大変な作業だろうと思う。

こんなに天気の悪い中、深山は何をしているかというと
ひたすら原生林の道なき道を歩いて、撮影場所を探しているらしい。
先日紹介した、「大雪の蔵」の新作のように
歩いて歩いて見つけた夢のような風景に出会ったときの感動を
常に求めているのだ。

深山の写真ストックは、他の写真家に比べて圧倒的に少ないと思う。
でも一枚一枚に彼のライフスタイルが凝縮されているような感じがして重みがある。
こんなに身近にいながら、いつも彼がうらやましいな~と思う。
決して自分のペースを崩さず、焦ることも、周りに振り回されることもなく生きている。

ということで苦労の多い私デス。
おっと、口が滑った!
2009 / 02 / 17 ( Tue ) 06:09:03 | 写真 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
大雪の蔵「春」写真展示のお知らせ
湧水
大雪の蔵に春バージョンの写真を展示しました。
1,2m×1,8mの大型メイン写真はこれ。
ああ。なんて良い写真なんでしょう…うっとり。
パソコン画面上で見るよりも、もっと迫力があり、写真の素晴らしさを肌で感じることができると思います。
その他6点半切と大全紙の作品も展示しています。
是非旭川近郊の方は足を伸ばして見に行ってください。
入り口正面には菜の花と梅の花が飾られ
お食事も春のメニューに切り替わっています。
(外は今吹雪ですが、春は確実に近づいているのです。)

「湧水・神々の遊ぶ庭より。」大雪山国立公園

残雪の残る早春の渓流を、胴長靴を履き上流へ進むと
噂に聞いていたバイカモの群生するよどみを発見した。
更に上流を目指すと、四方八方からこんこんと真水が湧き出ている夢のような光景に巡り遇えた。
(深山治大雪の蔵HP用掲載写真コメントより)
2009 / 02 / 15 ( Sun ) 13:58:52 | 写真展 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
ブログのススメ
ブログを書き始めてちょうど1年が経った。
書くこともだんだんとマンネリ化してきた感もあるが
それなりに続けられたことへの満足感もある。

ずいぶん前にアメリカのニュースで
うつなどの精神的な病気の治療法の一つとしてブログを日々書かせる、ということが大きな効果を上げている、という話をきいたことがある。
なるほど書き続けているとその意味が分かる気がする。
もちろん私は匿名ではなく、フォトギャラリー北写人の森山未花として書いているので
あまり露骨に自分の悩みを告白したりはできないが
元来正直に人にモノを言う人間なので
精神的に落ち込んでいるときは「落ち込んでるぞ~」と堂々と書いてしまう。

人間はその日の出来事を書く、という行為によって
脳の中をきちんと整理することができて、次の段階に進む意欲が湧くらしい。
私も落ち込んだ時にブログにさりげなく書くと
なんとなく気持ちがこざっぱりするし、友人たちに心配されたりするとわかってもらえたようでうれしくもなる。

良い写真があれば、どうだ~!と見せたいし
うれしいことがあれば、幸せ~!と叫びたいし
怒れることがあれば、もお~~!と憤慨したい。

ホントにすっきりします。
皆さんもブログはじめては?
2009 / 02 / 13 ( Fri ) 06:41:41 | 日々の暮らし | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
我が家にモモンガ!
原生林と雲
心なしか光の春を感じさせる今日この頃。
今日は1日快晴の予報で、深山は薄暗いうちに山へと出かけて行った。

昨日我が家が騒然となる出来事があった。
夕暮れ時カーテンの無い窓から何気に外に目を向けていた深山。
「あれ?ジョイかな?2匹いるよ」(我が家ではエゾリスをジョイと呼ぶ)
先日近くに住む友人が、うちの近くでリスがひかれていたと教えてくれ
確かにいつも二人で来る仲良しのリスたちが、以来ひとりぽっちになっていたので
私も窓に張り付いて石蔵の裏にある大きな桜の木を目を凝らして見た。

あれ?しっぽがリスじゃない!

ももんがだぁ~~~!

2匹の小さな生き物は追いかけっこするように桜の木をするすると登り
かと思ったら
1匹がひゅ~~~っと15メートルほど離れたマツの木へと滑空した!

おお~!とんだ~~!

残る一匹を3人でかたずを呑んで見守っていると
またまた同じマツの木に向かってひゅ~~~!

わ~!すごぉ~い!

エゾモモンガは前肢と後肢の間に飛膜があり
それを拡げるとまるでグライダーのように美しく滑空できるのだ。
テレビでは見たことがあるが、その姿を我が家の窓から見られるなんて!

10年近く前に深山が木の上の方を指さして「モモンガがいるぞ!」と教えてくれたが
それがモモンガだったのかどうかもよくわからなかった。
モモンガは夜行性で日中はキツツキなどが開けた穴に隠れているので
滅多にみることはできない。

でもいたのね。すぐそこに。
もしかしてギャラリーの裏のあの木の穴の中に住んでいるのかしら…
なんで今まで気づかなかったのだろう。
私はやけに感動して娘以上に大はしゃぎした。
あの美しく滑空する姿をまた見たい!
今日から夕暮れ時には必ず窓に張り付く私がいることだろう。

私たちは日々、常に無意識に窓から外を眺めている。
パソコンをたたく指を休めて今外を見やれば
たくさんの鳥たちが木々の間を飛び回っている。
餌箱からシジュウカラがかわいい顔を覗かせている。

リスたちが走り回り、キツネがちょいと失礼、とばかりに横切り
テンがひょいと顔を出し、春になるとシカも降りてくる。

なんてステキな我が家。
2009 / 02 / 11 ( Wed ) 07:39:12 | 日々の暮らし | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
冬祭り
厳冬の大雪2
札幌の雪祭りをはじめ、現在道内では冬のお祭りが目白押しだ。
首を痛めて動けなくなっていた私の代わりに
昨日も深山は娘を連れて旭川の冬祭りに出かけていった。
行く前は涙ぐんでいた娘も、楽しいお祭りにいざ出発となったら
ケロッとして車に乗り込んだ。

あれ食べたい、と言えば買ってくれるし
これ買いたい、と言っても買ってくれるし
抱っこ、と言えば抱っこしてくれるし
わがまま放題の娘と何でも言うことを聞いてあげちゃう父。

娘ほど元気に遊ぶ子はいないぞ、と満足気な深山。
これからどんどん2人で自然の中へも探検に出て欲しいと願う。
今年はふたりで渓流釣りに行こう!と調子付いている父なのでした。
2009 / 02 / 09 ( Mon ) 06:34:28 | 日々の暮らし | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
何撮ってんの?
人形撮影
何日か前に庭のテーブルの上にミニチュアのログハウスを置いた深山。
鳥のエサ台は別にあるし、どうするのかな?と思っていたら
今朝、知人の人形作家さんから預かった人形を雪の上に置いて撮影をしていた。

以前にも少し紹介したことがあるが
東川町に住む人形作家、宮竹眞澄さんとは東京で行われた町の物産展で知り合い
ふたり展を行ったこともある。
数年間活動をお休みしていたが、最近再び精力的に作品作りに取り組み
関東方面でも展示会を開催している。
ご主人が人形をデジカメで撮影してポストカードにして販売していたので
もしよかったら深山に作品を撮らせてください、とお願いしたところ、快く承諾してくださり
昨年から少しずつ自然の中に作品を置いて撮らせていただいている。

来月からまた作品展を町内外で開催するそうなので
改めて深山の撮影した作品と共に紹介することにします。

さて、毎日娘の外遊びにいそしんでいたら
疲れがたまって、昨日はまた首を痛めて最悪の状態に。
今日は隣町東神楽町の雪祭りに出かける予定だったのを
なんとか娘を説得して深山とふたりで出かけてもらうことに。
「ママも一緒じゃなきゃいや~~~!」と泣きべそをかいていたが
氷のすべり台やチューブ滑り遊びにすっかり夢中の娘は
私にくっついて家にいるより魅力的と感じたらしく、結構あっけなくふたりで出かけていった。

やった~~~!
娘と離れるのは去年の7月以来。
これを機会にどんどん深山と出かけてくれよ~!

というわけで、首を痛めて起きているのが辛いけど
せっかくのチャンス、寝てなんていられるか~!
とりあえず、滞っていたブログを書いて、あとは何をしよう?
頼むからゆっくり帰ってきておくれ~。
2009 / 02 / 07 ( Sat ) 11:19:22 | 写真 | TrackBack(0) | Comment(1) | トップ↑
ストックフォトライブラリー
深山がお付き合いのある東京の写真ストックライブラリー、キュウ・フォト・インターナショナルの今月のwebギャラリーに深山の作品が紹介されている。
ご存知でない方もいらっしゃるかもしれないので説明すると
深山のようなフリーの写真家は、フォトライブラリーと契約し写真を納めていて
たとえばポスターや雑誌などに写真が使われると使用料として報酬がいただける、という仕組みである。
近年は広告業界の不況に加えて、著作権フリーの写真が出回っていることもあって
ライブラリー業界は大変厳しい経営となり、大手の合併が進んでいた。
深山は「売れる写真」を意識して撮らないし
写真界では類稀なアナログ人間で、ライブラリーでも扱いやすいデジタルデータを持たないので
ますます大変厳しい状況である(汗)

キュウ・フォト・インターナショナルは作家別に写真をストックしている稀なライブラリーで
全国の写真家さんたちの作品も見られるので興味のある方はどうぞ。

キュウ・フォト・インターナショナル今月のギャラリーはこちら

2月になり、ようやく冬らしい寒さとなった。
1ヶ月前、寒くて寒くて仕方がなかった私も
朝5時に起きて精力的に活動し、ちょっとした時間に呼吸法をやったり腰まわし運動をしたり、娘と外で一生懸命遊んだりしていたら
あの病的な冷え性もあっけなく解消され、体重も増えた分落ちてからだの調子はすこぶる良くなった。
やっぱり運動不足って万病の元なのだと実感。
そしていっぱいあったストレスも、「思いわずらうな~思いわずらうな~」と心の中で念じていたら
(去年叔父からアドバイスいただいた言葉としてブログにも書いた)
すこーしずつ解消されていった。

くだらない悩みは満載だけど
それを打ち砕くべく活動的に日々を送ることを心がけたい。
2009 / 02 / 03 ( Tue ) 07:02:58 | 写真 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
厳冬の旭岳
厳冬の旭岳
夏は観光客で賑わいを見せる旭岳の遊歩道。
真冬に歩く人は滅多にいない。
嵐は去った。ロープウェイで姿見駅まで登り、そこから更にスノーシューで1時間足らずで出逢える風景。

昨日旭岳温泉ホテルラヴィスタの展示を春の写真に入れ替えた。
以前にも紹介したが、ラヴィスタのお風呂に続く渡り廊下のようなところに
深山の写真を半切サイズで10点展示している。
季節を先取りして、旭岳周辺の風景をお客さんに見ていただいて
その季節にまた足を運んでもらいたい、という狙いだ。

昨日は明け方から星がピカピカ光って快晴だった。
なかなか山に行けない私達はここぞとばかりに深山に付いて行った。
我が家から10分ほど行くと水を抜いて真っ白けになった忠別湖がある。
こんなところに冬の遊び場を作ってくれたらどんなにか楽しいだろう。
大きな雪の滑り台でチューブ滑り
スケート場があれば、山々を見ながら気持ちよく滑れるだろうな~
そしたら毎日遊びに行っちゃうのに、なんて想像しつつ
トンネルを抜けると目の前に青空に映えた旭岳の勇士が。
わ~キレイ!と娘と大騒ぎ。
近づくにつれ、稜線は暴風で雪が舞っているのが見える。

昨日は風が強くて本当に寒かった。
でもホテルの前に作られていた大きなかまくら(いくつもあって、中にはテーブルや椅子がおいてある)やそり滑りを楽しんだ後、クロカンコースで娘をスキーデビュー。
ところがびゅーんとものすごい風が吹いてきてエゾアカマツに積もった雪がばらばらと落ちてきたら
娘は急におじけづいて「温泉、温泉」と騒ぎ出した。

冷えた体に極上のお風呂。
いつも貸切状態だが、昨日は日曜日とあって日帰りのカップルや家族連れが何組もいた。
私達は3人で家族風呂に入り
極寒の露天風呂で暑くなったり寒くなったりしながら雪見風呂をのんびり楽しんだ。

朝は美しくそびえ立っていた旭岳も、遊んでいるうちにあっという間に雲に隠れてしまった。
この厳しい気候が作り出す雪の造形美。

2009 / 02 / 02 ( Mon ) 06:34:29 | 写真 | TrackBack(0) | Comment(1) | トップ↑
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