東川町の夏の祭り「フォトフェスタ」が始まった。
まずは、近年全国的にも注目を集め始めた「写真甲子園」の開会式が昨日行われた。 今年からの新しい試みとして、入場の際にこどもたちに選手をエスコートさせるというので Tシャツももらえるということだし、どんなもんかと申し込んでみた。 娘は「女の子と手をつなぎたいな~」と楽しみにしていたので 「ねぇ、写真甲子園てなにをやるのか知ってる?」と聞くと 「わかんない。」 …やっぱり。 幼稚園では、参加する子供たちの集合写真まで撮っていたのに 子供達に対して、これがどんなイベントなのかという説明は皆無だったようだ。 まぁそんなもんだろうな~と思いつつ娘に説明してあげた。 「だから、お兄さんとお姉さんたちに、がんばって写真撮ってね、って応援するんだよ!」と。 参加した子どもたちとその親たちを見ていたら やっぱりほとんどの子はこのイベントの内容をしらないんだろうな~もしかして親たちもぜんぜんわかっていないんだろうな~という感じがしてきた。 幼稚園児って年長にもなればいろんなことがわかってくるのだから 幼稚園ももっときちんと子供たちにいろんなことを教えればいいのに、と思うことがある。 今月初め、休みの土曜日に「音楽行進」なるものに参加させられた。 運動会で披露した演奏を町の中心部を歩きながらやるというので 参加する娘を連れて行って見学した。 「慰霊祭」と名が付く「音楽行進」。 なんの慰霊?と友人に聞くと「知らない。」 見ていたら町長はじめ、町のお偉いさんたちが日の丸を先頭に歩いてくる! そうだよね~慰霊祭と言ったら戦没者の慰霊だよねぇ それにしても日の丸を先頭に、子供達が続いて演奏している姿を見ていたらとても複雑な気持ちになった。 全員参加のイベントなら、事前に子供達にこのイベントの内容とその意味を 幼稚園側で教えるべきじゃなかったのかな~ まあ、どんな内容なのか事前に問い合わせしなかった私も悪いんだけど。 たとえばこのイベントは「戦争」について子供達に教える良いチャンスだったのでは? 「日の丸」だって、ただの国旗ということではないことを。 故・飛騨野さんの残された戦時中の東川の写真だってたくさん残されているのだから それを見せながら戦争についての教育をしたらどうでしょう、東川町。 私もそろそろ娘に戦争教育をはじめたらいいかな~と考えているところ。 8月はその良いチャンスですね。 さて、写真甲子園本番が始まる今日。 あいにくの天気だけど選手たちみんながんばってね~ せっかく娘が参加したイベントだから、選手たちと再び触れ合ったり 彼らの撮った写真を見に行ったりしてみよう。 これも子供の心を育てる教育というもんだよね。 |
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