「忙しい」ということは決して悪いことではないんだな~と感じるようになったこの頃。
母を介護するようになってから本当に忙しい日々になり
毎日ひたすら時間に追われる身となった。
無理してやらなければよいのに、自分の仕事(創作活動)をやめることができない。
でもストレスの多い日々だからこそ、自分のやりたいことはやり続けることが
自分に大きな生きる力を与えてくれていることを実感している。
最近多感な時期を迎えている娘は
以前にも増してママっ子になり、常に私にまとわりついている。
可愛い可愛い娘だけど、さすがにいちいち相手をしてあげることはできない。
それでも毎日ピアノの練習を一緒にすることは欠かさずに
できるだけ向き合う時間を作っているつもり。
ひょっとしたらそれも「忙しさ」の原因なのかな…
昨日は久し振りに母のいない時間を娘とまったり過ごすことができた。
さわやかな秋風の中おままごと。
私の好きなビールを作ってくれているのです。

そしてふたりで久し振りにサイクリングに出かけた。
いつも母が一緒なので2人で出かけるチャンスは最近ほとんどなかった。
まずは近所の大好きなおじいちゃんと犬のおうちにでかける。
動物がだいすきな娘はいつもこの子とひとしきり遊ぶ。

そして稲刈りの進む田園地帯を通って

近くの遊水公園でまたまたひとしきり遊ぶ。

ふたりの時間がとても新鮮に感じられた。
楽しかったし嬉しかったので親バカの写真をこんなに載せてしもた…
最近気づいた。
最初「母がいるから○○ができない」と嘆いていた私。
ところが、そんな制約のある生活だからこそ、限られた時間でやるべきことが見えてきた。
そして到底無理と思えることをこなせるようになってきたのだ。
「いつでもできる」と考えていたことを「今やらなきゃ」と考えられるようになった。
そして先日母の手を引いて近所を散歩していて
前述のおじいちゃんに会ったので立ち話をして再び歩きだしたら
後ろからしみじみと「おばあちゃん、本当にこっちに来てよかったね~」と声をかけてくれた。
いやいや本当にそう思います。
大都会で生活し続けたけど田舎好きな母は
こうした大雪山麓の美しい環境の中落ち着いて生きることができます。
こうして人にかけてもらった言葉が
本当に心にしみてうれしくなることが最近たくさんある。
母の介護を始めて失ったことは何一つないんだな~
これからも得ることがたくさんあるんだろうな。
ところで「北写人日記」なので
深山のことも書かなくてはいけませんね~
オホーツクから戻り、毎日娘に邪魔されながらもひたすら環境整備に取り組んでいる深山。
ボーボーに茂ったハーブを刈り取り
腐りかけていた山積みの丸太を半分友人に譲って
残った丸太をキレイにして防腐剤を塗り
大きなガラージを作るのだと張り切っている。
張り切りついでに、なぜか「庭に石がまを作るのだ」と言って
昨日石がまのセルフビルドの本なんかを買っていた。
これから紅葉シーズンで忙しくなるので
どうなることやら…
2010 / 09 / 19 ( Sun ) 06:17:36 |
日々の暮らし
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