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春はすぐそこ?
落雪
昨日の夜
ギャラリーの屋根に積もったひと冬分の雪がようやく落ちた。

東川の町の中心部の方まで行くと
道路も広くなりすっかり雪が消えて春らしくなっている。

ところが我が家はこんな雪の山。
木々の根開きはどんどん進んでいるけれど
春はいつまでたってもやってこないようにすら思える。

ここ数日天気が良いので
深山は山に通っている。
「雪原の光と影の良いところを見つけたんだ~」と
今朝も出かけて行った。

でも撮影に入る前に
竿を持って渓流のお魚さんの様子を見にいくことを欠かさない。
そうして歩くうちに
良い撮影ポイントを見つける、というのが深山流。


さて、昨日は娘を友人宅に預け
母をデイに預け
一週間ぶりにスポーツクラブに行ってきた。
冬の間自分の創作活動は休止して
ひたすらストレス発散と体力づくりに没頭してきたので
5月からはスポーツクラブも退会して仕事するつもり。
あと1か月、がんばって体を作るぞ~!

年齢は違うけど、娘と同じ幼稚園に通う子供を持つ
アメリカ人の友人も同じスポーツクラブにいて
「卒園式はどうだった?どんな洋服着たの~?みんなスゴイ格好するんだって?」と聞く(英語で)。
「うちの子はリサイクルショップで300円で買ったスーツだよ~入学式も同じさ」(日本語で)。
「ワオ。さすがMika !」
「みんなスゴイよ~。ハカマ着たり、イクステンションつけたり、わざわざ卒園式用だけのドレス着たり」
「アメリカじゃ、卒園式も入学式も卒業式もないよ!高校の卒業式だけだよ~!卒園や卒業は日本みたいにみんな泣いたりしないよ~。先生も生徒もハッピーでにこにこだよ~」

え~
言われてみればそうだった。
いいな~アメリカ。私もアメリカ人に生まれたかった…

そういえば去年の幼稚園の運動会の時に
とても暑い日だったので木陰を狙ってその友人といっちばん後ろの見えないところに座ってたとき
「ねぇ、なんで運動会にはいろんな国旗がはためいてるの?」
「は?本当だ」
「アメリカじゃ運動会なんてないよ~」

いいな~。
行事嫌いで娘を幼稚園に入れるのをためらった私なので
行事のたびにブルーになってしまう。

今度の入学式では私も娘も同じ洋服を着るのでいいけど
慣れないスカートで、腰が痛くなってしまう。
また着るのやだな~
まあ、嬉しい日であることに変わりはないんだけどね。

そんな娘の晴れ姿を
きちんと撮影しようと
深山はなにやらギャラリーを撮影スタジオに改造中。
2011 / 03 / 30 ( Wed ) 07:07:37 | 日々の暮らし | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
卒園式
卒園式
ついに娘が無事に卒園することができた。

もう何週間も前からいろんな思いがよぎり
しょっちゅうウルウルとしていた私。
深山は単純に「早かったな。」とか言うけれど
いえいえ、そんな簡単なことばで終われないくらい
たくさんの楽しい、そして悲しい思い出も抱えて
この日を見悶えするような心持ちで迎えたのだ。

娘にお願いして何度も式のシュミレーションをして
号泣しない訓練をした甲斐があって
当日はほんのちょっぴり涙を流すだけで済んだ。
それよりも、一刻も早く卒園して一年生になりたい娘の
嬉しくて嬉しくて仕方がないはじける笑顔のおかげで
私もほとんど笑顔で過ごすことができた。

娘よ
卒園おめでとう
本当にあなたは大きくなりました
いつもママを助けてくれてありがとう
これからもよろしくね


この幸せな日を当り前のように迎えられた私たち。
こうして生かされている私たち。
とにかく心身ともに健康を保つ努力を怠ることなく
日々を精いっぱい明るく生きることが
私たちの役目であると思う。
2011 / 03 / 25 ( Fri ) 06:31:33 | 日々の暮らし | TrackBack(0) | Comment(2) | トップ↑
「神々の遊ぶ庭の音楽会」無事終了しました。
いろいろと報告したかったのだが
あまりのひどい災害に言葉を失っていた。

軽々しい言葉を書くことにはためらいを感じる…

なんともいえない苦しい気持ちで
さまざまなことを考えた。
もしもこのような災害に巻き込まれたら…

私には守るべき家族が二人いる。
最愛の娘と、一人で状況判断ができない母。
この二人をパニックにならずに果たして守り切ることができるのだろうか…

新しい机が届いて
体中で喜びを表現している娘を見ながら
一年生になることを楽しみにしていた多くの子供達の
ランドセルや机が家ごと流されていく様子を想像した…

寝たきりで自力で動くことのできないお年寄りが
津波に巻き込まれていく姿を想像した…

そして必死で家族を守ろうとあがき
何もできないまま流されていく自分の姿を想像した…

嗚呼、自然に対して人間は本当に無力だ。

でも原発の問題が深刻化しているようだが
これは明らかな人災。


被害状況がどんどん明らかになるにつれて
心の痛みもますます大きくなってくる。
娘にこの災害について話をするとき
どうしても涙がこぼれてしまう。
ニュースで被災者の姿を見るたびに
涙が止まらなくなる。

写真家としての第一歩を仙台で歩み始めた深山は
一日中携帯のワンセグでニュースにかじりついている。
仙台には多くの知人がいるが
もちろん連絡を取るすべもなく
その安否もわかっていない。


でも何の被害にも合わなかった私たちが
ただ落ち込んでいても仕方ない。

何かできることを考えて行こうね、娘よ。
うん。一年生になっても学校に行けない子もいるの?
そうだよ。そんな子たちのためにね、何をしてあげられるかな…?

命ある私たちは
日々を精いっぱいに生きていこうと思う。
2011 / 03 / 14 ( Mon ) 06:14:33 | 日々の暮らし | TrackBack(0) | Comment(3) | トップ↑
「神々の遊ぶ庭の音楽会」に是非お越しを。
気付けば「神々の遊ぶ庭の音楽会」は二日後に迫っている。
今回は、四人の写真家が以前出演したときに使ったデータを再び使い
写真の流れもすべて実行委員会にお任せなので
深山の出番は全くない。
ついでに言えば今まで最後に壇上に上がっていたのも
今回はないので
目立つのが嫌いな深山はほっと一安心している。

そんなわけでのんびりしていたら
昨日実行委員会の、旭山動物園の写真で有名なI氏が打ち合わせにやってきて
「まだチケットが完売していない」と言うので
今頃になってあわてて知人を誘ったりしている。

音楽会は今週木曜日の夜7時開演です。
詳細はこちら
ぜひお誘いあわせの上、御来場ください。
お待ちしています。

なお、前売り券は当日でも受け付けに預けておくことができますので
遠慮なく北写人まで事前にご連絡ください。


今朝はとても穏やかで美しい朝焼けが見られた。
空は晴れ渡っている。
日中光がさすと本当に体がぽかぽかに感じられるようになった。
木々の根開きが進み
なんとなく鳥や動物たちの動きが活発になっているように感じられる。

もうすぐ春がくるのかな~

我が家の「もうすぐピカピカの一年生」は
春が近づくにつれて妙にハイになっている。
今は卒園式や卒園制作に追われているようだが
気分はすっかり一年生で
朝から晩までもう嬉しくて嬉しくて
1日中飛び跳ねている…

どんな曇天の日でも
我が家には光り輝く太陽がいるから
家族みんなが笑顔でハッピーでいられる。

でもうちの太陽はあっちを照らしこっちを照らし
落ち着きがないから
音楽会でちゃんとすわっていられるか
とっても心配…
2011 / 03 / 08 ( Tue ) 06:37:07 | 神々の遊ぶ庭の音楽会 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
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