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秋三彩
大雪の秋6
昨日は連休の真ん中の日で、紅葉の最盛期ということもあって
うちの前の道路は朝から車がびゅんびゅん通っていった。
ところが午後になって山から下りてきたお客さんがいらして
「ぜっんぜん紅葉してない!」と怒った口調。
それでもまだ緑の葉っぱがずいぶん残っているらしいから
今後の条件がよければ、旭岳付近の紅葉はまだ楽しめるかもしれない。
写真は去年の旭岳付近。

大雪山系の紅葉の構成は世界的に見ても珍しいのだそうだ。
先日の北海道新聞にこうあった。
「高山帯では緑のハイマツをウラジロナナカマドの赤が縁取る形。
低山ではシラカバやイタヤカエデなどが鮮やかな黄色になり
赤いナナカマドにトドマツ、エゾマツの緑が加わって
「秋の三彩」となる。」

なるほど。そうか!
ヨーロッパでも山岳地帯のふもとで美しい紅葉と出逢ったが
やっぱり大雪の紅葉の方がワンランク上だと感じたのは
その「緑」のせいだったのか。
鮮やかな紅葉の色調を「緑」とのコントラストによって
ますます際立たせているのだ。

北海道中に自生するササの緑も同じ役割を果たしているようだ。
これから始まるカラマツやシラカバ、ミズナラなどの黄葉も
地表を覆うササの緑が黄色を引き立たせる。

海外を旅していた頃出逢った欧米人旅行者は
「日本の紅葉は素晴らしいのだ」と主張する私に
ふぅ~ん。と疑惑の面持ち。
ニュージーランドで宿を経営していたスイス人には
「日本の国土の60パーセントくらいは森林(まあ人工林も多いけど。)」と教えると
「そんなハズはない!」とひとしきり抵抗したあと
古い百科事典を取り出してきて絶句していた。

どうも日本のイメージは「東京」と「京都」に尽きるらしい。
なのでそれ以来日本の話題になると
森林の豊かさを説明し「秋に日本にいらっしゃいな。」とおススメすることにしていた。
今回の「秋三彩」の記事を読んでますます自信がついたぞ。
2008 / 09 / 15 ( Mon ) 08:11:24 | 写真 | TrackBack(0) | Comment(2) | トップ↑
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コメント
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週末、東京の科学博物館に行ってきて、日本は他の国に比べ、面積は小さいけれど生息している動植物の種類、固有種は異常なほど多いそうです。このバランスをなんとか保っていければいいのですが、なかなか問題が多いそうです。

名前: はやかわ : 2008/09/16 21:35 : URL [ 編集] | トップ↑
タイトル:

はやちゃんへ
ヘぇ~。そうなんですか。
絶滅危惧の植物も多いですよね。
どうもこの国にはモラルの低い人がおおいですよね。
どうして絶滅危惧種を盗掘なんてするんでしょうね。
環境破壊もどんどん進んでいる気がするし、この美しい自然はいつまで保たれるのか不安になります。
名前: Mika : 2008/09/17 05:45 : URL [ 編集] | トップ↑
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