旭川に「サイパル」という市立科学館がある。ここは数年前にオープンしたばかりで、旭山動物園と並んで子供に大人気の施設である。
昨日3家族つるんで初めて行ってきた。 科学館といっても、難しい展示はひとつもなく、身の回りのたくさんの「ふしぎ」を体験できるような展示がいっぱいある。 昨日は平日で雨まじりという日もあってか、館内は空き空き。小さな子にも人気だったのは、ボールが大きな迷路のようなコース上であちこちに転がっていくもの、それから大きなシャボン玉の中にすっぽりと入れたり、鏡張りの部屋が斜めになっていて、変な感覚を味わえる錯覚の部屋(これって浅草の花やしきにあったような…。子供の頃の思い出。)、手探りの真っ暗な通路、などなど、数え切れないほどのふしぎ体験ができるのだ。 それからモーションキャプチャーなるものを装着して、大きなCG画面で猿人類になった動きを体験できたり、NASAの訓練機器である「宇宙ゴマ」なんかもある。大人も結構楽しめるのだ。 それから、プラネタリウム。 今でも渋谷のプラネタリウムは健在なんだろうか。昔デートで行ったなぁ。 ここのプラネタリウムはスゴイ。回転する座席は居心地がいいし、夢の世界に連れていってもらった気分が味わえる。娘も星が大好きで、よく家中の電気を消して家の中から星を見ているので、満天の星空に大喜び。 また写真を撮る人にはおなじみ、カールツァイス社製の最新式プラネタリウム(投影機)なのだ。 うん。なんか星に興味がでてきたぞ。 今度晴れた日があったら、外に出て星を観察してみよう。 さて今日は昨日と打って変わってすっきり快晴。 深山は昨日から撮影ツアーに入っていたので、少しでもチャンスができてよかった。 そろそろ冬の撮影は終盤を迎えようとしている。 これから丘の畑に融雪剤の幾何学模様が出現し、少しずつ雪の下に眠っていた秋まき小麦の緑が顔を出してくる。 根開き(木々の周りの雪が融け、丸く空いてくる事)が始まり、動物達がなんとなくせわしなくなってくる。 春はすぐそこ? いえいえ、実は北国の春はゆっくりゆっくりで、気ばかりが急いてしまう。 最初に出逢える山野草のフクジュソウたちとの再会、今から楽しみ。 |
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