勝浦に来ている。
なんだか接続がうまくできなくて ブログの更新もできませんでした。 お恥ずかしい…。 私が小学生の頃、家族ぐるみで親しくしていた知人が 勝浦の農家の家を買い、休みには必ずその家で数家族で過ごした。 大人になっても休みには友人を連れて何度も訪れたその家は こちらでもめずらしくなった茅葺き屋根の古い家で 里山の美しい風景の中に佇んでいた。 入口をはいると広い土間があり、土間の隅にはおおきな石のかまどがあった。 土間から部屋にあがると中には囲炉裏があり いつもそこで炭をおこして鍋をしたり釣った魚を焼いたりと 囲炉裏を囲んで団らんしたものだった。 この家のおかげで私の田舎好きは養われたような気がする。 家族そろって勝浦が大好きになり 私の両親は父の引退後の住まいにと勝浦の山間の土地を選び家を建てたのだった。 残念ながら父は引退目前にあっけなく逝ってしまったが。 母が独りで二年ほど住んだ後結局別荘になってしまったこの家で 今兄の家族と春休みを過ごしている。 細い砂利道のどんづまりにあるので車の音もなくとても静かで良いところだ。 昨日ここから車で30分ほどにある鴨川シーワールドに行ってきた。 ここの目玉はシャチのショー。 巨大なシャチがトレーナーを背中に乗せて泳いだり その巨体を思いきりジャンプさせて観客がびしょぬれになったりして会場を沸かせる。 私がいつも感動するのはそのトレーナーとのコミュニケーションぶりだ。 トレーナーの温かいまなざしとそれに応えるシャチの様子は まるで親子のそれのようで、その信頼関係がこちらにもはっきり感じられるのだ。 他にもイルカやベルーガやアシカのショーがあるのだが みんなとても強い絆でトレーナーたちと結ばれているのが感じられる。 指示どおりに動けなかったり失敗したりしたら 彼ら(シャチたち)は「ああ、ごめんなさい。今度はがんばるからね。」なんて思っているんじゃないかなんて錯覚してしまうほど ほんとに意志や感情がある生き物に見えてくる。 そのほかにも様々な魚や哺乳類たちが見られたし その展示もすばらしくって、子供達も飽きることなく丸一日遊んで大満足。 駐車料金だけで800円も取られ 入場料が大人2800円なんて、北海道人にとってはちょっと激高に感じられるけど 近くにあってよく行く、とてもおいしいラーメン屋さん「ぴかいちラーメン」のおかみさんが 半額券をくれたのでとても得した気分でした。 ぴかいちのオーナー夫婦さん、たまにしか会わないのに 私のパートナーが写真家だって覚えてくれていて嬉しかった。 今度半額券のお礼にポストカードでもお持ちしよっと。 そして今日はみんなで海へ。 ここから15分ほどでけっこう美しい浜辺に行ける。 娘はいきなり海辺でこけて上半身までびしょびしょに。 北海道は昨日は暴風雪だったというのにこちらはパンツいっちょうでおおはしゃぎなんて なんだか不思議な感じ。 勝浦も桜が満開。 春爛漫。 |
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