
昨日の晩、我が家にようやく初雪が。
はつゆき…
幾度となくこのブログにも書いた記憶があるが
それは私にとって悲しい想い出とつながる言葉でもある。
8年前の11月7日の早朝に
天から舞い降りてきたその年初めての雪。
空を見上げてその美しさに歓声を上げていたその時に
父の急死の知らせが届いた。
新しい命を宿したお腹をおさえながら
泣き崩れたあの朝の自分の姿が
「初雪」の響きと共に鮮明に蘇る。
これからも生きている限り永遠に
まいとし必ず私たちのもとに舞い降りてくるだろう「初雪」。
なんだか今年はおとうさんが
また来たよ~と言っているような気がした。
あのときお腹の中に宿っていた小さな命が
こんなに大きくなって嬉しそうに初雪と戯れている。
新たな命、初雪、生きることを終えた父。
いつもいつもこのみっつの複雑な関係に
想いをめぐらすこの季節。
2011 / 11 / 09 ( Wed ) 16:24:45 |
日々の暮らし
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