
週末に娘の学校の卒業式が行われた。
フツーは卒業生の親だけが参加するものだろうが
この学校ではフツーに在校生の親も参加。
存在感のあった6人の卒業生。
彼らをリーダーに全校28人の生徒たちは
いつも仲良く楽しくそして時にはお互いに厳しく
1年を共にしてきた。
1年見守ってきて
この小規模学校の良さを私も身をもって体験することができた。
きっと他の学校では学べ得ないことが山ほどある。
思いやり、優しさ、たくましさ、あきらめない強さ
そんなことを子供達はごく自然に
この縦割りの小さな社会の中で学んでいる。
在校生たちは『贈る言葉』と『贈るうた』のなかで
一人泣き、ふたり泣き
嗚咽が広がり
それが先生、保護者、来賓たちに伝染し
会場は感動の渦に。
式が終わっても一年生の女子ふたりの嗚咽が止まらず
いつまでも会場に響き渡っていた^^
6年生にはいっぱいいっぱい可愛がってもらったもんね~
それでも卒業生は最後までひとりも泣かずに
にこにこと下級生を見守っていたのがとても印象的だった。
この学び舎を離れるのは寂しくとも
未来への希望でいっぱいなのだ。
誇らしげな姿、なんて素晴らしい!
式に続く謝恩会での在校生の発表で
一年生全員が言ったこと。
「新しい一年生の見本になりたいですっ」
優しさがちゃんと引き継がれていくのです。
たった3人の新一年生のお世話を
8人の新2年生が争うようにする姿が目に浮かぶ。
ああ、良い1日だったな。
2012 / 03 / 19 ( Mon ) 06:45:51 |
日々の暮らし
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