
先日今年4回目の樹皮採取に出かけてきた。
今年は少しずつ採取し、やはり自分が作る分だけ採ることにした。
皆さんとかご編みをシェアできるだけの材料は残念ながらない。
時々小さなオーナメント作りのみシェアしていきたいと思っている。
この森はいわゆる雑木林で
大きな白樺の半分は残念ながら枯れ始めていた。
足元にはたくさんの白樺の倒木が。
木に触れていると、彼らが生きていることをしみじみと感じることができる。
そしてその生命をまっとうしようとしているのを目の当たりにしたら
なんだかとても複雑な気持ちになった。
自然が好きでも、森に入ることはあまりないので
こうして木々とゆっくり向き合う時間というのが
自然の恵みをいただいてモノづくりをする自分にとっては
とても貴重で必要なものなのだと改めて気づく。
白樺の木々よ。ありがとう。
今年は少しずつ、ゆっくりと樹皮を使わせていただきます。
さて、今回は採取を経験したいというAさんと作業をした。

かごを編んでみたいという方に
樹皮採りから、かごを編み始めるまでの下準備が
こうして手間をかけてなされるものだということを知っていただくのは
いろいろな意味でとても有効なことだと思う。
本当は多くの方々とこの作業を共有したいので
近い将来それが実現できるように準備していきたいと思う。
今日もさわやかな北海道らしい朝を迎えている。
今日のワークショップは6名の方々と。
「北写人の森」でのかご編みは
皆さんその心地よさからのんびりと進んでいきます(笑)
2013 / 07 / 19 ( Fri ) 05:37:11 |
樹皮のかご
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