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タスマニアからの来客
タスマニアキャンプ

昨日タスマニアから来た女性がいらした。
自転車で北海道を周っていて旭岳から降りてくる途中にPHOTO GALLERYの看板を見つけて寄ってくれた。

オーストラリア人だということはアクセントでわかったのだが
タスマニアから来た、と聞くと「行った事ある!」と大盛り上がり。

私達は娘が生まれる前に2ヵ月に渡ってニュージーランドとオーストラリアを旅したことがある。
オーストラリアではメルボルンの友人宅でお世話になり
彼らと一緒に旅行したあと
車を借りてタスマニアを一週間ほどだけどキャンプして周った。
フェリーで着いていきなり駐車場で車をぶつけられるというハプニングがあったりしたけど
それはそれは素晴らしい旅となった。
どこに行っても日本ほど森林の美しい国はないと実感するのだが
やはりタスマニアはダイナミックさが違う。
湖も山も海も広く大きく目に映るのだ。
山はちょっと殺伐した感じもしたが
深山にとってはとても魅力的な風景だったらしい。
残念ながら時間に余裕がなくてじっくり作品を撮ることはできなかったが
山歩きも釣りも存分楽しんで「また戻りたい」場所のひとつになった。

友人のそのまた友人の息子がSwanseaという海辺の小さな村落に住んでいて
「自分で建てた」という家に数日お世話になった。
一体どんな家かと楽しみに行ったら
海岸まで200メートルほどのちょっとした高台に建っていて
海までは家が一件もなく、目に映る風景すべてが自分たちだけのもののよう。
そして家。
なんとまあ贅沢な作り。
とにかく空間がデカイ。
平屋で面積は300平米くらいあったんじゃないかな。
そこに三つくらいしか部屋がないんだから。
あんなところに暮らしていたら身も心もダイナミックになるだろうな~。
(ちなみにそこで暮らしていたのはパークレンジャーの仕事をしている30歳前後のカップル)

さて、昨日来た女性。
生物学者で植物動物の生態系を調べたりする仕事をしているらしい。
なんて魅力的な!
「日本人はいっつもあくせく働いていて忙しい、というイメージだったけど
あなた達みたいな人がいるってわかって良かった。」だって。
こういう田舎だと保守的な人たちに囲まれて大変なこともあるでしょ、と
気遣いまでしてくれた。
またタスマニアに来たら連絡してとメールアドレスを置いていった。

メルボルンの友人も、もとはといえばたまたまウチの前で自転車のチェーンが外れて
そのときにギャラリーの存在に気付いて、写真を見ていってくれたのが出会いだった。
以来行ったり来たり、はてまたメルボルン郊外で写真展を開いてくれたり、という関係が続いている。

早く戻りたい!南半球の国々へ。
(写真はタスマニア、細長~いユーカリの木の下でキャンプ)


2008 / 07 / 22 ( Tue ) 06:50:28 | | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
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